マリアさまのブルーベリー
2013 / 07 / 31 ( Wed ) 23:00:00
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ふくれまんじゅう
2013 / 07 / 28 ( Sun ) 22:00:00
受洗したばかりの、もう、ウン十年も前のことです。
九州の実家に帰省していた時に聖母被昇天の祝日があり、 長崎県五島出身のシスターから 手作りのおまんじゅうを頂いたことがあります。 それが五島の信者さんたちが被昇天の日に作るという 『ふくれまんじゅう』でした。 その真っ白い、大きな、ふっくらしたおまんじゅうを見た瞬間、 被昇天とは ![]() ![]() 嬉しくてたまらなくなった記憶があります。。。 ![]() (そのときまでは、被昇天とか言われても、 あんまり関心がなかったような・・ ![]() 多分、とってもおいしい祝日 ![]() ということを直感したのでしょう・・・が、 それはあながち、間違いでもなかったようで・・・。 「聖母被昇天への信仰は、マリアだけが特別な存在だと 言い表すものではありません。キリストによる救いにあずかる 人たちの象徴として、信じるすべての人たちの救いへの 希望を表現するものです。」(カトリック中央協議会広報) らしいですから♪ 詳しくは → 聖母被昇天をご参照ください。 『カトリック生活』20138月号(ドン・ボスコ社)でも特集しています。 へ~!と目からウロコ的な記事もあり、おすすめです。 ![]() 多摩教会の売店『アンジェラ』でも販売しておりますので、ぜひ。 ![]() ![]() ![]() 8月15日(木)終戦記念日、 この日が聖母被昇天の祝日です。 多摩教会では、17時のミサ後、パーティーもありますので、 どなたでも遠慮なくお越しくださいね。 ![]() おいしい焼肉がお待ちしておりますよ~ ![]() Luna |
動物園にて
2013 / 07 / 25 ( Thu ) 22:30:00
![]() 「私が針の穴を通る?なんのことやら」 なんて思っているかは知らないが、 長い睫毛を風にそよそよさせて 口をモッタリと左右に動かす姿はなんとも愉しい。 金持ちが天国に入るのは、駱駝が針の穴を通るより難しい。 キリストのたとえ話。 なぜ駱駝? ![]() 縄とかだったらまだわかるが なぜ駱駝? ![]() 天と地の間で、自分なりに重大な、 時にはどうでもいいことを考えながら 私は笑ったり、怒ったり、泣いたり、ほくそ笑んだり、 悩み悩み暮らしている。 人となられた主、キリストは沢山苦しまれたが、 ユーモアのある方だった。 愛に満ち溢れていた。 とんでもない額の借金帳消し話や、 おかしなところに登場する駱駝、寛大すぎる農場主‥ とても真面目だが、とても面白い。 キリストのたとえ話は人間の思惑を遥かに超越している というようなことを、 いつか聖書講座で聞いたような… 私たち人の思いは地を這う野いちごの間を通る風。 遥か上には無限の空が広がり、 いつか時がくれば 野いちごのなかから舞い上がっていく。 ![]() キリストのユーモアは青い空。 大きく包み込まれた私たちはその中で喜び踊り、 やがて空に溶け込んでいく。 アレルヤ アレルヤ キリストは笑わない。 聖書の中を探しても、 キリストが笑ったという話は出てこない。 キリストはポーカーフェースだったに違いない。 あんな面白いたとえ話をサラリと言ってのけるなんて、 ポーカーフェースに違いない。 お。駱駝がこっちを見てる。 ![]() ツバかけられないうちに退散しよう。 かなぶん ![]() |
あのテンション
2013 / 07 / 24 ( Wed ) 00:30:00
入門講座がお休みになって
皆様さびしくないですか~? ![]() ブログの記事も更新が滞りがち・・。 そんなわけで 講座は夏休みで新しいお話はないのですが 最近あったことを。 ![]() 先日、今年洗礼を授かった若いお友達と話していたら 当ブログでも皆様ご存知、与太者Kくんが 今行っている教会で (彼は受洗後すぐにお仕事で遠い西の地に行っているのです) 「ねえ、かかりんってどんな人?」とたずねられ 「あの文章のテンション通りの人だよ」と 答えたそうです・・・。 ・・・あの文章のテンションって?! ちなみに、入門ブログが始まったばかりのころに、 多摩教会の友人たちから 「かかりんってあなたでしょう?! ふだん話してるまんまの語り口だからすぐわかったわ~!!」と かなりの数の方に言われました。 まあ、そういえば自分が誰かとおしゃべりしてるかのように 確かに書いているかも知れないです。 ![]() ・・・それにしても、あのテンションって?! ![]() でも、遠方の方にもこのブログが 見ていただけていることがわかって光栄です。 せっかくですからぜひ晴佐久神父様や入門係の面々も 生で見にいらしてくださいませ。 それぞれのテンションで大歓迎したします。 ![]() ![]() かかりん ![]() |
新受洗者記念文集
2013 / 07 / 22 ( Mon ) 21:00:00
文集に書いた文章をご本人に読んでいただく・・・、
この新しい試みは14日、日曜日の入門講座から始まりました。 この日には5人ほどの新受洗者の方が 講座に参加しておられたのですが、 出来上がったばかりの文集を手に取られた神父様、 じゃあ、書いた本人がここに何人かいるから、 順番に読んでもらおうか!と?! 突然、思いつかれて(いつものこと・・いえ、聖霊の働きでございます。。)、 「まず、わたしが先に読みます!」と ご自分のあいさつ文を読んでくださり、はい、今度はあなた!と 次々ご指名。 ・・・それがとってもよかったのです! 書いてくださった方の文章を、ご本人の声で聴いていると、 その方の気持ちが直に伝わってきて、 神さまがどんなにその方を愛し、いつくしんで、 受洗まで導いてくださったかが、 痛いほど伝わってきて、心から感動!!でした。 まさに、おひとり、おひとりがキリストの証人。 これは素晴らしい!と感激なさった神父様が、 かかりんさんが書いてくださっているように、 金曜日の講座でも実践なさった、というわけです。 ![]() 土曜日はそうめんパーティーが控えていて、時間がなく、 おひとりしか読んでいただけなくて、残念でしたが、 そのおひとりの方の証も素晴らしいものでした。 ![]() この本年度の文集も、まもなくHPで紹介されると思いますので (ご本人の了解があれば、ペンネームで)、 みなさま、楽しみにお待ちくださいね~。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() かかりんさんがすでに書いてくださってますが、 そうめんパーティーは多くの方が参加して下さって、 大盛況のうちに終えることが出来ました。 お越しくださったみなさま、ほんとうにありがとうございました! 入門係主催の交流会、次は9月7日(土)10時半よりの ピザ・パエリアパーティ―♪の予定です。 どうぞ、お楽しみに~ ![]() 今回来られなかった方も、次回は是非、いらしてくださいね。 心からお待ちしています。 ![]() Luna ![]() |
そうめんパーティー
2013 / 07 / 21 ( Sun ) 23:00:00
7月20日の土曜日は
毎年恒例、入門講座交流会 「そうめんパーティー」が行われました!! そうめんパーティーという名前なので そうめんしか出ないと思うなかれ、 今日並んでいたメニューをざっと思い出してみると、 器にバランと氷できれいに飾り付けられた そうめんとたくさんの薬味、 ![]() ![]() ![]() 肉そぼろ、スティックサラダ、太巻き寿司、唐揚げ、 りんごケーキ、バナナケーキ、かぼちゃのマフィン、 フルーツ盛り合わせ、ハンバーガー、みたらし団子、 トウモロコシ、枝豆、お茶にジュースにビールまで!! ![]() ![]() ![]() どうです、豪華でしょう? 他にもまだあったかもしれません。 差し入れしてくださった皆様、ありがとうございました!! 多摩教会がまったく初めての方、 ハガキを見て久しぶりに訪ねてくださった方、 違うカトリック教会の方、プロテスタント教会の方、 もちろんいつもの参加者のみなさんや新受洗者の皆さん、 多摩教会の方、入門係ともちろん晴佐久神父様!! 大勢の参加者で信徒館は大にぎわい!! 入門係もお料理を出した後は 皆さんと一緒に食べたりお話したり、 楽しいひとときを過ごさせていただきました。 ![]() ![]() ![]() そしたら、ある参加者の方に 「入門係の方ですよね。入門のブログ、読んでます。 なんていうペンネームの方ですか?」と聞かれたので 「ありがとうございます!!私かかりんです。」とお答えすると 「ああ!!あなたがかかりんさん、いつもどんな方かな、と 想像しながら読んでいたんですよ。お会いできてうれしいです!!」 と嬉しいお言葉をいただきました。 ![]() 最近、大きなイベントがあるたびに かならず「あなたがかかりんさんですか!!」 と言っていただきます。 インターネットの威力を改めて感じる日々です。 ![]() 初めてお会いした方でも 昔から知っている人のように思っていただけるのも インターネットのすばらしい点と思います。 晴佐久神父様の これからはネットだ!!の ツルの一声で始まったこの入門ブログ。 ささやかながら神父様の福音宣教の一端を担っているのだなあ、と うれしくなりました。 ![]() あなたがここへたどりつくための 敷居を少し低くすることができているでしょうか。 あなたに会いたくて、 私たちは今日も笑顔でこの場所でお待ちしています。 ![]() ![]() かかりん ![]() |
夏休み前最後の講座
2013 / 07 / 20 ( Sat ) 23:54:48
7月19日の金曜日は
夏休み前の最後の金曜入門講座でした。 この日は神父様のお話ではなく、 できあがったばかりの新受洗者文集を、 受洗者本人に読んでもらうことが 講座の中心になりました。 ![]() かかりんは入門事務局の仕事を担当しているので 文集の原稿を集める係もしていました。 なので全ての原稿を製本前に目を通しているのですが。 やっぱりいいですね。 ご本人の声で読んでいただくって。 この日は6人の新受洗者が講座に出席されていました。 お一人お一人との想い出がよみがえってきて 聞きながらこっそり泣いていました。 そしたら、神父様も涙ぐんで 目を真っ赤にしていらっしゃるではありませんか!! ![]() 「本当によかったね」 神父様はお一人お一人の朗読の後で そう声をかけていらっしゃいましたが かかりんもまったく同じ気持ちでした。 よかったね、ここにたどりついて。 もう大丈夫、大丈夫だよ、 今まで辛かったね、 だけどここがあるから、もう大丈夫。 文集をご本人に読んでいただくのは 初めての試みであったと思いますが、大成功!! ![]() 感動の講座になりました。 読んでくださった新受洗者の皆様、 ありがとうございました!! ![]() かかりん ![]() |
鴨ちゃんトゥデイ
2013 / 07 / 19 ( Fri ) 14:30:00
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神様からのハガキ
2013 / 07 / 18 ( Thu ) 18:28:01
少し時間があいてしまいましたが
7月12日の金曜日の入門講座のことを書きます。 Lunaさんと重複するところもありますが お許しくださいね。 12日の講座は夏休みを目前に 新しい方が3人もいらしてくださいました!! うれしいです!! ![]() ぜひ続けて来てくださいますように。 この日の講座は、ラジオをきっかけに 神父様のファンになったという 遠方の女性の方からのハガキでお話が始まりました。 ![]() ![]() ![]() ![]() 福音をどれだけ語っても、入門講座の皆さんなんてボーっと聞いて 帰ってしまうでしょ?(笑) ハガキが一枚来ると、さあがんばろう!!って気になる。 ああ、神様から来た!!って思うからです。 その人を通して神が働いていると思う。 いいんだよ、それで。 臆することなく福音を語りなさい、って言ってもらってると思う。 何かしるしがあると、もう一回がんばろうと思う。 ・・・だからってここにいる皆さんでハガキ出さないでくださいよ。 それは困ります。(笑) 84歳のカトリックの方が、ラジオで福音を聞いて、嬉しくなって 多摩に面会に来たいくらいになって。 91歳のご主人と一緒にラジオを聞いてハガキを書いて。 今日の入門講座にハガキが舞い込み、 神父が励まされ、福音を語ろうと思う。 それが今日初めて来た3人の心に働くなら、 それは全部神がなさっている。 初めて来た3人に、神が現実に働いていますよ、って パラリとハガキを見せる。 キリスト教ではそれを摂理といいます。 神様のやり方。働き。 摂理って言葉を使うときは それは100%神様のなさっておられることなんです。 ![]() 神様からのハガキ。 ![]() ![]() 神父様、いつも自信に満ちあふれて 福音を語ってらっしゃるように見えるけど こうやって神様に「それでいいんだよ」って 励まされてそれを力に語ってらっしゃるんだなあ、と 新鮮な気持ちで講座を聴いていました。 ![]() 神様からの言葉はいつも、 そうやってキリスト者を通して伝えられる、 ってことでしたが、 私も神様の言葉の配達できたらいいな、 そんな気持ちで今日もこの記事を書いています。 ![]() ![]() あっと言う間に夏が来ましたね。 次の講座を最後に しばらく入門講座は夏休みに入ります。 でも、長いお休みの前には楽しいそうめんパーティーが!! そうめん以外のメニューも出ますので 「そうめんキライ」という方も、安心しておいでくださいね。 7月20日土曜日の10時半からです。 神様に励まされた神父様が ステキな福音をきっとその日もお話くださると思います。 ![]() かかりん ![]() |
善いサマリア人
2013 / 07 / 17 ( Wed ) 12:00:00
7月12日(金)の入門講座、今回はまず、
FEBC放送で晴佐久神父様のお話を聞いて大感激されたという、 84才の女性の方からのお便りを紹介してくださいました。 神父様、こういうお便りを頂くと 「こっちの方が、励まされるね~。うれしいね~ ![]() らしいですよ ![]() お便りにヒントを得て、み摂理についての前説がしばし。 ![]() 『理想は人間がつくるもの。 現実は神さまがつくるもの。 神さまの理(ことわり)、やり方、働き、システムを摂理という。 摂理は完全。100%神さまのなさっていることであり、 そのすべてを知ることはできない。 ただ、信じることしかできない:何があろうと、起ころうと、 それらはみんな素晴らしいことにつながっている、と。』 今回は新しい方が3人もいらしてくださいましたので ![]() その後、おもむろに、「何を話そうかなあ?」と考えて、 ![]() 結局、今週の聖書と典礼から、 「善いサマリア人」のたとえについてお話し下さいました。(ルカ10.25-37) ![]() ![]() ![]() <そのサマリア人とはイエス自身のこと。 あなた自身が追いはぎにやられたようなもの。 半殺しになってしまったようなもの。 そこへイエス様が来て介抱してくださった。 イエス様はともかく徹底して、つらい立場の人のことを思う。 別人種、仲間じゃない人達とか関係なく、弱っている人、 傷ついている人に、可哀そうに・・、と近づいていく。 イエス様は徹底してすべての人にやさしい。 天の父がひとり、ひとりを愛していることを 何とか現そうというのがイエスの使命。 『憐れに思い』とは、理屈抜きで、 はらわたが揺さぶられるくらい、断腸の思いで、 矢も盾もたまらず、いてもたってもいられず、 胸がぎゅっとする感じ。 脳みそで考えてない、もう考えてない。 子どもを助けようと、火事場に飛び込んでいくお母さん、 子どもがおぼれそうになったときに、 川や海に飛び込んでいくお父さんのような気持ち。 『行って、あなたも同じようにしなさい。』とあるが、 イエスという究極の救い主を仰ぎ見ればいい。 たどたどしくも、そっちに向かっていけばいい。 3歩進んで、2歩下がる・・・。 『下がる時は忸怩(じくじ)たる思いがするわけですよ。』> お話を聞きながら、イエス様の心が神様の心と同じというのは なんて幸せなこと!! 天の父である神様がこんなにも、こんなにも、やさしいとは! なんてホッとすることだろう!! ![]() ![]() ![]() ![]() ところで、いよいよ、次の土曜日(7月20日)は そうめんパ-ティ-♪ です。 ![]() 入門係一同、心を込めて準備してお待ちしています。 どなたでも、どうぞお気軽にいらしてくださいね。 みんなで楽しく暑気払いしましょうね~!! ![]() Luna ![]() |
夕陽
2013 / 07 / 11 ( Thu ) 19:00:00
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そうだ、御ミサに行こう!
2013 / 07 / 09 ( Tue ) 00:30:00
多摩教会の主日の御ミサはいつも超満員!
エントランスまでいっぱいです。 ![]() それでもすこーし早めに来れば、ちゃんと 座れたりもしますので、皆さん来てくださいね。 人が多いってことは、人目を気にしなくても良いって ことで、カトリックのミサをちょこっとどんなもんか 見てみたい恥ずかしがり屋さんにも好都合?! 是非お越しください。 ああ、そうそうダニエル神父(古い記事を見てくださいな)の 自転車はオンボロです(笑) でもでも 愛と希望を運ぶ自転車です(ここ大事!)。 ![]() ![]() ダニエル神父の自転車♪ (サブタイトル-主日のミサに自転車で来られて、 自転車置き場の階段の下に自転車を置かれる方は なるべく奥の方に詰めてとめてください。 じゃないと、入りきらない・・♪) よなたん ![]() |
7月7日入門講座
2013 / 07 / 08 ( Mon ) 22:10:00
神様は私たちみんなを
『乳房で養われ膝の上であやされ抱いて運ばれる』 十字架を見て与えられていることに感謝をしても、 何か神に恩を返さないと・・・と思う必要は無い。 ![]() 貰ったから返すのは駆け引きで有り、 二元論につながってしまう。 神父さまは私達人間の中に、 グラデーションが有ると言われた。 白から黒へのグラデーションは線の引きようがない。 白は神様、白に矢印が向くことがキリスト者。 足りなくて駄目な自分、嫌な自分・・と、神様から離れ 黒に矢印を向けていても、 グラデーションだからわずかに白が混ざっている。 ![]() 『乳房で養われ膝の上であやされ抱いて運ばれる』 事を喜びながら ![]() 与えられていることに安心して祈りましょう。 アンジー ![]() |
ぶどうの木
2013 / 07 / 06 ( Sat ) 08:00:00
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よかった、よかった♪
2013 / 07 / 05 ( Fri ) 08:00:00
6月28日(金)の入門講座。神父様はニコニコ顔でご登場。
それもそのはず、前の日に京都の司祭研修会での講演を 無事に終えたばかりだったから。。 ![]() ![]() 神父たちの前で話すと思うとずっと気が重くて・・・。 ほんとう言うとビビッてたんですよお。。。 前の日に、大阪の<なんばグランド花月>で吉本のお笑いを観て、 大笑いして、思いっきりテンション上げていったから、 上手くいった。終わってホッとした!! ![]() ということらしいです ![]() ひとしきり、吉本の芸人たちの愛あるプロ根性を褒め上げた後、 講演会のテーマでもあった『第2バチカン公会議』(注) の実りについて、神父様がいつも特に、強調される 「みんな救われる」ということについて、 ご自分の体験を交えながら、嬉しそうに語ってくださいました。 ![]() ![]() 『告解して罪を許されないと天国に行けませんよ』、と言っていた。 僕もそういう教会の教えの中で育ってきた。 でも、自分は失敗ばかり、叱られてばかりの子ども。。。 反省はするんですよ、いい子だったんだけどねえ・・、 また、やっちゃう。 失敗でアウトになるような教えだったら、 自分は絶対アウトだな、と理解していた。 イエス様の教えは 『7の70倍ゆるしなさい』、とか、 『いいんですよ。あなたの罪はゆるされる』、というもの。 そういうのは大好きだった。 でも、教会の教えは厳しい。つじつまが合わない。 裁く教会。◎か×かの二元論や相対主義を規範とする 社会と同じ。 イエス様が道を開いた教会は真逆なはず。 そんな時、自分が高校生くらいのときに 第2バチカン公会議があった。 この公会議はイエス様がいろんな形で、すでに言っていた 『すべての人は救われるし、救われている』ということを、 現代的な言葉で語っているもの。 それでやっと、自分が直観していたキリスト教と カトリックの教えが統合され、 カトリックの家に生まれてラッキー ![]() この喜びを伝えるために神父になろうと思った。 普遍性のあるイエス様の教えに感動してもらいたい。 カトリックというのは普遍 (例外なく、すべてのものにあてはまること) という意味。 いかなる意味においてもすべての人はカトリック教会に 属している。みんな属している。 私たちはカトリック教会とはそういう意味だと思っている。 ↑(普遍教会ですものね~^^) 現実の教会はそれをイメージしながら進化、成長を続けている。 ![]() 神父様のお話を聞きながら、第2バチカン公会議前だったら、 自分は絶対に洗礼を受けなかっただろうし、、 受けさせてももらえなかっただろう、と思いました! ラッキー♪で~す。 ![]() 注 :カトリック教会の歴史~20世紀の教会参照のこと Luna ![]() |
雲海
2013 / 07 / 04 ( Thu ) 22:25:04
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南三陸沖縄まつり その3
2013 / 07 / 03 ( Wed ) 22:00:00
名残は尽きないけれど、
最後のステージが待っています。 ![]() 一路、平成の森仮設住宅に向かいます。 今回のツアーで一番大きな規模の仮設で、 ここだけは「ただで何かをもらいたくない」とのことで、 全ての飲み物食べ物を100円で販売することになっていて、 一同とても緊張しました。 やはりお金を払っていただくので、 素人で要領の悪い我々の手際の悪さを 叱られてしまったりしましたが、 たくさんのお客様が集まってくださって、 ステージは最初から大盛り上がりで大変な熱気でした。 合いの手をいれてくださる方、 パーランク(小さな手持ちの太鼓)をたたいてくださる方、 すすんでステージ上で踊ってくださる方、 最初から最後まで本当ににぎやかで楽しいステージでした。 ![]() ![]() ![]() コンサートが終了したのが夜7時すぎころ。 仙台で11時10分発の夜行バスに乗らないといけないので 7時半には平成の森を出ないといけません。 大慌てで片づけをしつつ、 たくさんの方とお話させていただきました。 ここでもとても喜んでくださって、 「絶対また来てね」と皆さんに言っていただきました。 ![]() その中で、ある年輩の女性の方が 忘れられない言葉を伝えてくださいました。 「みんな着物きれいね。私も着物、たくさん持っていたのよ。 ちりめんとかね、しぼりとかね、いいものいっぱい持ってた。 でも、全部流されて、みんななくなっちゃった。 この年でこんな目にあうなんて思ってもいなかった。 悲しかった。 あんたたちにはこの気持ちはわからない。 でもね、命は助かったからね。 とにかく命があるからね。」 絞り出すような声で伝えられたこの言葉。 とてもとても、大切なことを教えていただきました。 仙台に向かう道中、 気持ちをわかることはできないというもどかしさと、 でも、必ずまた来よう、という決意と、 喜んでもらえて良かったと言う気持ちと、 いろんな気持ちを抱きしめていました。 仙台駅前に10時頃着いて、 大急ぎで居酒屋で乾杯をして、 11時にお店を出て夜行バスに飛び乗りました。 新宿に翌朝5時着です。 思えばずいぶん長い時間活動したものです。 メンバーとも話していたのですが、 ボランティアに行く、って こっちがたくさんもらうことだよね。と、 改めて思いました。 たくさんのものを失って、それでも懸命に顔を上げて、 笑顔で他を思いやりながら生きる仮設の皆さんに たくさんの元気と勇気をいただきました。 ![]() ![]() ![]() ![]() 南三陸は、道中も見所が多くて、 思ったよりずっと近く感じました。 ぜひ皆さんも、南三陸に観光しに行ってみてください。 たくさんのすばらしい笑顔と温かい心で ほっこり暖まったハートをおみやげに、 きっと帰ってこられると思います。 ![]() ![]() ![]() かかりん ![]() |
南三陸沖縄まつり その2
2013 / 07 / 02 ( Tue ) 22:31:49
その後、先発隊に迎えに来てもらって
坂の上の「志津川中学校」の仮設住宅に行きました。 ここが最初のステージの場所です。 先生一行とも合流して会場の設営。 テントを張って、ステージの上に機材を並べて 客席用のパイプ椅子を並べ、 先生が持参したお料理をならべ、 紅型(沖縄の織物)のステージ衣装に着替えます。 オリオンビールを無料で提供したい、と ![]() 先生が持参したビールサーバーがうまく作動しなくて ビールの雨が何度も降って 大騒ぎになったりしましたが、 本当にたくさんの方が見に来てくださいました。 ![]() かかりんは教会仕込みの大歓迎精神で、 ![]() 「ようこそようこそ!!」と手を取って出迎えて ご案内させていただきました。 来てくださった皆さん、本当に喜んでくださって 地元の高校生で三線を習っている皆さんの飛び入りもあって、 ステージは大成功でした。 この学生さんたちは、 震災直後に沖縄から自衛隊が派遣されて来た時、 その自衛隊の隊員たちに三線を習って、 以来ずっと勉強し続けているそうです。 ステージの途中、仮設の責任者的立場の方が ![]() にぎわっているんだけど、これはとてもありがたい。 だって、被災地に気持ちが少しでもあるから わざわざ見に行こう、って思うんだよね? だから、ただ見に来てくれるだけでも、 どんどんこっちに来て、私たちを忘れないでいてほしい。 ![]() とおっしゃいました。 志津川の次に寄木の仮設住宅でもコンサートをしてほしい、 と依頼があったので、時間的に全員で移動は無理だったので、 先生一行と離れて東京チーム7人だけで 寄木の仮設に向かいました。 道がわからなくて、何度も民家の庭先に間違って入ってしまい、 でもそのたびに家中の方が見に来て手を振ってくださって、 本当に申し訳ないやら、ありがたいやら。 どうして皆さんこんなに親切なんでしょう。 ![]() ますます東北が大好きになりました。 ![]() なんとか寄木仮設にたどりつくと、 コンサートの告知してあった時間より一時間近く前なのに、 もう座って待ってくださっている方もいらっしゃいました。 寄木は小さな規模の仮設で、全員そろっても15人くらい、 と伺っていましたが なんと15人のお客様が出迎えてくださいました!! 先生は次の会場に直行されるので、 私たち生徒だけのつたないコンサートだったのに、 皆さん本当に大歓迎してくださって、 ![]() 一緒に歌って踊って、すばらしい時間を過ごすことができました。 オリオンビールの缶(先生と別行動だったので、ここは缶。) や、さんぴん茶(沖縄のジャスミン茶)、 ![]() サーターアンダギー(沖縄のドーナツ)や クーブイリチー(こんぶの煮物)、海ぶどう、もずく、 ![]() などと提供させていただいて、 集会所は小さな沖縄のようでした。 ![]() ![]() 「楽しかった~。絶対また来てね~。」と皆さんに言ってもらって 本当に来て良かったなあ、としみじみ思いました。 ![]() (その3につづく) かかりん ![]() |
南三陸沖縄まつり その1
2013 / 07 / 01 ( Mon ) 21:28:52
こんにちは。かかりんです。
![]() 今日は教会とは離れてのことですが 6月30日に南三陸へ行ってきたことをご報告させていただきます。 ![]() ![]() ![]() かかりんは三線(沖縄の三味線)を習って そろそろ6年くらいになります。 その教室の先生と、弟子たちで 南三陸の仮設住宅に 「沖縄まつり」と称して三線の演奏と歌、 ![]() ![]() 今回は食べ物や飲み物も提供するボランティアをしてきました。 かかりんは都心から離れたところに住んでいるので その日は朝4時に起きました。5時半に家を出て東京へ。 ![]() 朝7時32分東京発の新幹線で仙台へ。 仙台から東北本線で小牛田まで。 気仙沼線に乗り換えて柳津へ。 そこからJR気仙沼線BRT (電車が廃線になっているため運行しているJRのバス) で志津川まで。 BRTのバスの職員の方が 「途中から、『ここまで津波が来たんだなあ』って、 はっきりわかる境目がありますよ。」と 教えてくださったのですが、 本当に山道の途中から突然山肌がけずられて、 波が荒れ狂った傷跡がはっきりわかる境目を見ました。 道路も、きれいに舗装され直しているところも多いけれど、 時々大変なでこぼこが残っていて 大きくジャンプしてしまう箇所も多々ありました。 地震でゆがんだ大地の爪痕です。 そして志津川の海辺付近には、まだ大量のがれきの山、 そして鉄筋の骨組みだけになったこわれたビルの残骸などが 生々しく残っていました。 かつて人々が生活していたであろう場所に いまだ残された一面の無の世界。 胸が苦しい気持ちでいっぱいでした。 ![]() 志津川でバスを降りて、さんさん商店街という 仮設の商店街でお昼を食べました。 ![]() 一転して、とてもにぎわっていて、どのお店も超満員。 福引きもやっていて、にぎやかな鐘の音と 人々の活気ある声が満ちあふれていました。 ![]() あまりの混雑に、どのお店の中にも入れなくて、 外にあるフードコートみたいな所にやっと席を見つけました。 一番食べたかった ![]() ![]() 人の多さにうれしくなりました。 ![]() こんなに大変な想いをして、 なお笑顔でがんばる南三陸の人々の姿を 心に刻みました。 (~その2につづく) かかりん ![]() |
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